PESTLE分析を自分の10年計画策定につかう

我々は思考の癖をもっていて、知らず知らずに思考の幅に制約を持たせています。 そういった自分の思い込みをいったん脇において、強制的に思考の幅を拡大させるものが「フレームワーク」です。 発想の幅が広がり、自分でも思いも寄らない発見があったりするので、私はこういったフレームワークがけっこう好きです。 企業の戦略を考える上で、現状を分析したり将来を予測するとき、よく使われるフレームワークに”PESTLE”があります。 PESTは次の6つの切り口で、企業が置かれている環境を分析します。 Political 政治動向 Economic 経済動向 Social  社会動向 Technological  技術動向 Legal 法律、規制動向 Environmental 環境動向   MBAのStrategy(戦略)の授業や、マーケティングの授業などで使われますし、私が所属していた外資ではある有名なコンサル会社に環境分析を依頼した際、アウトプットにPESTLEが使われていました。シンプルなようで、奥の深いフレームワークです。 企業で働いている方は、自社の置かれている環境をこの切り口で分析してみると、新たな気づきがあるのではないでしょうか。 また企業だけでなく、これは個人にも使えます。 変化の激しい時代ですので、誰しもが自分の将来について、10年スパンでの楽観的と悲観的シナリオを持っておくことは、決して損にはなりません。 自分の10年後の計画を作るさい、ざっくりとこの4つの視点で現在を分析し、将来起こりえそうな状況を予測してみるのです。 1年〜3年スパンではなく、あえて10年という長期スパンで考えることで、しらずしらず持っていた思考の制限が取り払われるかもしれません。試してみてはいかがでしょうか。 経営学の知識を個人の人生に応用して、不確実性の高い現代を生き抜くためのツールとして提供できればと思っています。