ボキャビル用ノート作成

授業に必然性を生み出すために 授業でディクテーションとヴォキャビル活動を取り入れ、調べた単語をノートに書かせノート提出させる活動を導入しました。 うまく機能し驚いています。 生徒によっては単語を60個もしらべて書き出していたり。 何が生徒のやる気に火をつけるのでしょう。 まず授業でのディクテーションや単語想起の活動後、ノートに貼り付けるという手順は、ノートを授業に持って来る、自宅で単語をまとめるなどの動機付けになっています。 単に単語を調べてこい、書いてこい!といっているだけではない。トピックについて自ら想起し、書き出す。友人の単語を聞き、書き取る。そして授業後に自分でまとめる。 ピアプレッシャーが単語をもっとしらべようという動機になる。 このdictationとword mappingの活動は、帯活動として優れています。 ディクテーションは既習文法や表現の復習となるし、何より授業開始時に静寂が訪れ学習する雰囲気が醸成される。 Word mappingは単語を強制的にアウトプットさせ、もっとインプットが欲しいと思わせる仕掛けとなる。 これまで試したtopicは、fish, animals, vegetableなど。 今後はfeelingsなどの形容詞も試してみたいです。 今日は生徒からも学びました。 spallor スズメ と swallow ツバメ。 さっと読み上げる帰国子女を見て、 私はこの単語をproductive vocabulary として持っていないな、と気づかされました。 今後は生徒からも学べる様な授業デザインを考えたいと思います。

文脈で覚えるボキャブラリーは、時間はかかるが、結局コストパフォーマンスが高いボキャビル法です

ボキャビルの方法はいろいろ有りますが、スピーキングやライティングで使える語彙を増やすなら、文脈で覚えるのが、結局は時間はかかるが、結局コストパフォーマンスが高いボキャビル法です。 これまで英語の学習法や、教授法を学ぶため、いろいろな英語学校に足を運んできました。 短期間ですが、アテネ・フランセの英語科目を受講し、ボキャビル英語学習で参考になった点をまとめてみます。 そこでボキャビルの授業を受けて、極めて効果的だと思った方法がありました。 古くから使われている方法ですが、テーマ別で書かれた英文エッセー(300ー400words)を正確に音読し、本文内の重要語を同義語や反意語と共に覚えるやり方です。 まず音読について。 ここでは、音読を正確に行います。しかし、これが実は奥が深い。 単語の発音だけでなく、強勢(語、句、文)やイントネーション、音声変化も、相手に伝わりやすいよう注意して音読します。これには、音声学の知識だけでなく、文法知識も求められます。意味の切れ目や修飾関係、強調したい表現、対比されている語句などを見抜いて読まなければならないからです。 次に関連語について。 教師は、本文の重要語だけでなく、同意語・反意語や別品詞語を英英辞書を調べ、面倒でも文例をノートに書き写すことを推奨していました。語彙を広げる為には、同意語事典をひくことも大切だと指導されていました。調べたあと、ノートに写す作業が、アナログ的ではありますが、スピーキングやライティングの土台となると感じます。 授業では、”semantic vocabulary”(意味論的な語彙)というテキストと使っていました。 例えば「ファッションモデル業界の光と陰」という記事を読みながら、単語の意味を理解し、関連する語彙も覚えていきます。 私はこの記事を数十回音読したのですが、Cambridge exam CPE試験のスピーキングで非常な効果を実感しました。 それは、このsemantic vocabularyで音読して覚えた表現や語彙を、試験での主張や描写を求められた際、スラスラと発話出来たのです。この経験から、意味ある記事を、繰り返し音読して覚えた表現は、必要な場面でスムーズに検索されて、活用できるのだと、効果を実感しました。 文脈で覚えるボキャブラリーは、時間はかかるが、結局コストパフォーマンスが高いボキャビル法です。方法をまとめると、①あるテーマの英文記事の意味を理解し、②音声的に正しく音読出来るようにして、③関連語を英英辞書で引いて例文を写し、④何度も音読することで、難易度の高いスピーキング試験にも対応できる語彙が身につくのではないかと思います。

発音を重視した、単語暗記法について

現在取り組んでいる単語の覚え方は以下の通りです。 スピーキングで活用できる語彙力を鍛えるため、発音を重視して単語を暗記します。 1、単語の発音記号を見て、正しい発音、強勢で単語を音読する。(単語の発音記号→単語を音声化) 自分が発音できる単語は、聞き取る事が出来るといいます。 まずは、意味など考えず、単語を正しく発音できることを目指します。 2、単語を見て、正しい発音、強勢で単語を音読する。(英単語のスペル→単語を音声化) 例えば、700個の単語なら、1単語1秒で発音します。単語を見て、13分以内で正しく発音できれば、ひとまずオーケーです。 3、単語の日本語の意味を見て、単語を発音する。(日本語の意味→単語を音声化) 単語のスペル・発音・意味を結びつけます。 個々でも、700個の単語なら、1単語1秒で発音します。単語の日本語訳を見て、13分以内で正しく発音できることを目指します。 発音、強勢を無視した単語暗記は、実際の会話に使えません。 正しい発音が出来たら、意味と結びつける、というステップは、時間がかかりますが、応用性の高い単語暗記法です。

システム1とシステム2 通訳訓練から考える英語学習法について

現在、英語教授法の勉強と、自分の英語学習モチベーションの維持のため、英語通訳学校に通っています。 そこで面白い語彙増強法を指導しているので、まとめてみたいと思います。 通訳者が語彙を増やす際、良く行う方法だそうです。 左に覚えたい単語を750個、右にその語義(この学校では英語の語義)が記されたプリントを渡され、「語義だけをみて、瞬時に単語が発音暗唱できるようトレーニングしてください。13分30秒以内が合格です」。といわれました。 ちばみにこの単語レベルは英検準1級といったところです。 初めは「ふーん」と思っただけでしたが、いざ練習してみると、非常に大変かつ辛いのです。 計算すると、1単語1秒で語義から単語を発音しなければならない。それを750個連続で暗唱し続けるのです。 パッ、パッ、パッと単語を瞬間的に声に出していく作業は、骨がおれます。 まず発音記号を調べ、正しい発音とアクセントを覚えます。 そして2週間ほどかけて練習しました。何百回と単語を発音したかもしれません。先日ようやく合格しました。 およそ、普通の英語学校では指導しないし、出来ない単語増強法です。生徒から苦情が来てしまいます(笑)。 なんとも根性論や精神論的なトレーニング方法だな、と思ったのですが、ある本を読んだ時、実はこれは外国語学習としては結構いい線をいっているのでは、とも思いました。 認知心理学の分野には、システム1とシステム2という考え方があるそうです。ご存知でしょうか。 私は門外漢で詳しくわからないのですが、”Think slow, fast”を読んでいたとき、この考え方は語学学習に使えるなと感じました。 人間が考える時、直観的な判断や連想などの、労力なしで考えを想起する領域(システム1)と、論理的な判断や計算など、労力を必要とする領域(システム2)の2つが機能している。例えば怒っている人の顔を見た時、「この人は怒っているなあ、叫びだすかもしれない」かなどと瞬間的に連想する思考を担うのが「システム1」、54×18を計算せよと言われた時に働きだすのが「システム2」です。 面白いのはシステム1は人間にとって快適な状態であるが、システム2では心拍数や瞳孔拡大が見られる負荷のかかる状態という点です。労力が必要な「システム2」は怠け者で、必要性がないと働き出さないため、人間は快適な「システム1」で思考を処理したがるのです。そして、本書によると、これは我々が外国語を使うということにも、当てはめられるそうです。 英語の使用に慣れていない場合、日本語を英語に変換したり、文法を考えたりと、とにかく頭に負荷がかかって疲れるものです。システム2が高速回転し、頭のメモリをほぼ使い果たしている状態です。しかし、ある程度英語をつかうことになれると、システム1で自然に話せる範囲が増え、システム2の負荷が減っていく。つまり、楽に英語を使えるようになる。 個人的な感想ですが、地獄のような通訳の語彙増強法を繰り返し繰り返し行うなかで、たしかに感じるのです。 初めは語義から単語を発するのにすら苦労する、つまるシステム2がフル回転して、脂汗がでる状態だったのですが、 繰り返すうちに、スラスラと単語が口を付いて出てくるのです。1秒1単語を目標に練習を繰り返すのですから、そんなことは当たり前と言われれば当たり前なのですが。それでも、私は、自分の中で、この単語750個に関しては、苦労を要するシステム2ではなく、快適なシステム1で使える、話せるようになることに気づきました。 海外経験のある人が、流暢に英語をはなせている(ように見える)のは、 元々意識したりや論理を必要とするシステム2で英語を使っていたのが、海外生活や学校生活を通して、このシステム1で扱える語彙や文法表現が単純に増えたため、と言えると思います。 そんなことを、自分の経験を振り返って考えていました。 ということで、日本で英語学習をする場合、英語の文法・語彙・発音の習熟度を、意識的な努力を要するシステム2から、無意識で快適な状態のシステム1へと高めるために、通訳訓練法を活用するのは結構理に叶っているのではないかと思った次第です。 ただし、学習にはかなりの労力が必要で、学習者が途中で挫折する可能性も高いです。継続には強いモチベーションが必要なため、誰に対しても必ず効果があるとは言えないかもしれません。どのように学習ステップを構築するかは、検討が必要です。 もう少し学習をすすめ、自分なりの英語力増強の方法論を組み立てたいと思っています。

英検1級レベルの単語を覚える方法(2)

英検1級レベルの語彙を覚えるのは、非常に苦労するとお感じのかたも多いのではないでしょうか。 語彙レベルが高すぎるため、日常生活で出会う機会がなく覚えられない、という方もおられます。 ここでは、英検パス単とThe Economistの併用で、語彙を増強する方法をご紹介します。 The Economistなどの高級紙を読む為には、10000から15000語レベルの語彙が必要となります。 私は留学中に大量の文章を多読されられた経験から、多少語彙がわからなくとも内容を推測するクセがつきました。 そのため、現状の語彙でもThe Economistは読めるのですが、語彙が増えればもっとすっきり読めるのに、という思いはつねに持っていました。 試しに英検1級の単語集を手に取ると、The Economistによく出てくる単語ばかりでしたので、集中的にボキャビルをすることとしました。 英検パス単1級は2400語を収録しています。 ただし、書籍で覚えるのはかなり単調でつらい作業。 おすすめは、専用アプリを使い、ゲーム感覚で単語を覚える方法です。 https://itunes.apple.com/jp/app/deru-shunpasu-dan-ying-jian1ji/id704234887?mt=8 このアプリは大変良く出来ていて、クイズ感覚で、難易度の高い単語の、音声と意味とスペルを一致させることが出来ます。 学習手順としては、次のようになります。 1)このアプリを使い、まず未知の単語をマークする。 2)マークした未知の単語だけを、クイズ機能をつかって集中的に覚えていく。短期記憶に保持される。 3)The economist(オーディオブック版がおすすめです)を1日5、6記事読む。このとき、パス単で覚えた単語との出会いを待ち望むように、ひたすら読んでいく。 4)覚えた単語とThe economistで出会うことで、単語に「文脈」がうまれ、記憶が定着しやすくなる。長期記憶へ移行。 つらい作業ですが、まずアプリをつかい、自分がしらない単語をマーキングして、繰り返し覚えることが必要です。 あとは、The Economistの多読を通じ、単語との出会いを楽しみに読書を続けるのみ。 この方法を続けると、英検1級の語彙がいかにThe economistに使われているか、ご理解いただけると思います。