外資系企業に転職する際の、本当のTOEICの位置づけ

最近、外資系企業への転職で、英語力の足切り基準としてTOEICが使われている例を聞きました。これは私の経験です。 ある大手化粧品の外資系企業の中途採用では、TOEIC900点以上が書類選考パスの条件でした。 私がこの企業の面接に伺った際、面白かったのは、1000人を超える社員の中で、外人は社長ただ一人ということでした。つまり、日常は英語は使わないのです。海外本社へのレポーティング時に英語ライティングが必要になる程度で、実際は会話力などはまったく求められない仕事でした。勿論面接も日本語です。 これで私は気づいたのですが、日常的に英語を使用しない外資系企業ほど、TOEICといった非実践的な英語試験を基準につかっているのです。 一方で、私が先日面接を受けた別の外資系企業は、英語力基準にTOEICは不問でした。完全にインターナショナルな環境であり、面接時には外人と話すため、そこでまずスピーキング力がチェックされます。TOEICスコアを見る必要性がないのです。社内の大半は外人で、直属上長もインド人。面接は当然英語でしたし、矢継ぎ早な質問に頭がつかれたのですが、英語力が一瞬一瞬、高まっていく充実感も感じられました。 つまり、本当に英語で勝負する環境では、TOEICは必要ないのです。しかし、いまだにTOEICを書類選考の足切り基準としている企業も多いため、パスポート感覚でTOEICのスコアを900点以上取っておくことは、自分の身を守るためには有効でもあります。

英語でのインタビューについて、この2か月間で15回ぐらい経験しました。すこしずつコツがわかってきましたので、まとめてみたいとおもいます。 今日はMBA後の転職活動で、あるイギリスの会社の面接をうけてきました。面接官はインド人マネージャーです。時間にして1時間強、矢継ぎ早に高速で質問されるので、終わった後はへとへとでした。 さて、英語での面接を受ける中で、非常に大切だと感じるのが、事前準備です。とくに、「なにか質問は?」と聞いてくる場面で、いかに良い問いを投げかけられるかが、面接の成否を左右します。 良い問いの条件は、相手に自分のやる気や前向きさを感じさせつつ、相手に考えさせる内容であることです。 たとえば、今日私が発した問いで、相手がしばし考えつつ、その後かなり饒舌に話し始めたものがありました。 “What kind of skills are required to be successful in this position?” この問いは、非常に有効でした。相手に真剣に考えさせ、かつこちらの前向きな姿勢も伝えられます。 英語のインタビューで成功するためには、こういった効果的な問いを、できるだけ多く準備しておくことが大切です。

英語インタビューのコツ

外資系企業に転職する際、避けて通れないイベントを挙げるなら、英語でのインタビューはその筆頭格です。確かに、外国人ゼロのドメスティックな外資系もありますが、大抵はマネジメントポジションやディレクターレベルに本国から派遣された外国人がいるものです。 しかし、大半の日本人ビジネスマンにとって、この英語でのインタビューは敷居の高いものです。帰国子女や留学生ですら緊張するにですから、そうでない人には恐怖にすら感じられるかもしれません。 私はMBA中に英語インタビューの受け方を習いました。模擬インタビューをした際、その様子をビデオ撮影されもしました。この時学んだことが、実際のインタビューに非常に役立っています。例えば、これまで7、8回英語のインタビューを経験して、始めは嫌でしょうがなかったのが、最近は楽しいとすらかんじます。不思議なものです。これはトレーニングのおかげで、インタビューを受けながら自分のパフォーマンスを分析し、軌道修正できるようになったからです。 そこで、英語インタビューを受けたい人、受けざるを得ない人向けに、私の経験をまとめたいとおもいます。まず、英語インタビューに求められる要素はなんでしょうか。 1 まず、英語力です。当たり前ですが、、、これを分解してみると、相手の言っていることが理解でき、言いたいことがいえている状態です。つまり、流暢ではなくともスムーズなコミュニケーションが取れる英語力かをみられます。 特にリスニングは重要で、相手の訛りに対応しなければなりません。これまでスウェーデン、フランス、ドイツ、アメリカ人にインタビューされ、聞き取りづらい人は結構いました。各国の訛りに慣れることはたいせつです。 2 、次に、英語のロジックです。相手に伝わる英語とは、流暢にたくさんのボキャブラリーを操る饒舌なものではなく、シンプルでスジの通った英語です。例えば、何かを具体的に説明するよう求められたとき、STARRというフレームワークは効果的でした。SituationTaskActionRelationshipResultこういったフレームワークを活用レベルまで習熟できると、インタビューはかなり楽になります。 3, 最後は独特な質問への準備です。例えば、あなたは何に貢献できるかとか、長所短所、将来のキャリアプラン、最大の失敗とそこからの学び、応募職種への考え方、、、、こういった問にはあらかじめかんけつな回答を準備しておくと楽です。 日本人は、英語を学ぶことから、英語を使って稼ぐ状態への移行をもっと早く目指すべきです。そのためのハードルとして、英語のインタビューは軽々越えなければならない。準備すれば、それは可能と実感しています。