Downton Abbey ダウントン・アビーの字幕を見ながら、基本英文700選の凄さを噛み締める

Downton Abbey ダウントン・アビーが面白い、という話を聞き、DVDを購入しました。 日本語版はDVD1枚4000円と高いため、これは払えないなと思って輸入版を選びました。DVD15枚で4000円と格安です。 当然英語の字幕のみで、日本語の字幕は有りません。 ドラマの背景知識も無く、第一話を理解するのに骨が折れました。 しかし、英語版一本やりで楽しむメリットもまた、多いと気づきます。 ます、上流階級の世界を描いており、表現もスラングが少なく、堅い英語表現が多い。 英国人のネイティブに話すと、「古めかしい表現ばかりを覚えることになるよ」と笑っていましたが、 気の利いたイディオムやスラングを覚えるよりも、こうした堅い英語表現のほうが、ノンネイティブには場面を気にせず活用出来ます。ビジネスの場面で使って、馬鹿丁寧とは思われても、くだけすぎた印象は与えないため、失礼なやつだと思われるリスクが少ないとも言えます。 次に、ストーリが急展開で進むため、速く内容が知りたくなる。正確に捉えたくなる。 そのため出会った分からない表現を徹底的に調べるのも、苦痛ではなくなるのです。知らず知らずに英語を学んでいることに気づきます。楽しい作業です。 そして、ダウントン・アビーの字幕を見ながら、基本英文700選の凄さを噛み締めることができます。 私は『基本英文700選』を暗唱して、英文の型を体得できたかな、と感じていましたが、Downton Abbeyを輸入版で見れば見るほど、その思いは確信へと変わります。 Downton Abbeyで使われる表現は、硬質です。 堅すぎて現代で使われる英語ばかりではないのですが、それでも、700選を本気で暗唱したあと、このドラマを見ると、「あ、あの文法事項だ」「この表現も」と、英文をもれなく理解でき、嬉しくなります。 当然単語やイディオム知識は足りないため、理解に苦労はしますが、文法については不安が全く無くなります。 どなたかが言っていました。 700選や英文解釈教室を終えると、たいていの英文に出会っても、どういう文法や構文項目か理解や推測ができるようになると。確かにそうです。 ある程度英語は出来るが、実は基礎に自信が無い方。知識の抜け漏れを感じ、英語の生素材にあたると分からなくなる方は、いちど英語の型を体得するため基本英文700選や英文解釈教室に取り組むのも良いと思います。英語がすっきりと理解できるようになるはずです。

日本でBBC iPlayerを楽しむ方法

BBC iPlayerをご存知でしょうか。 ここではBBC Newsからドラマ、ドキュメンタリーなどの様々なコンテンツが観られます。これが大変おもしろいのです。おおよそ日本ではお目にかかれないような、上質の番組が楽しめます。 “Escape to the country”は、一般のイギリス人の不動産購入ドキュメンタリー。不動産好きで、さっさと仕事をやめてリタイアしたがる国民性が垣間見える番組です。 http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b04b6sgk/escape-to-the-country-series-14-74-wiltshire “Panorama – Ed murrow”「報道を変えた男」として有名な、Ed murrowの1955年の貴重なinterview。マッカーシーの赤狩りの恐怖にメディアが沈黙する中、告発番組を報道した勇気ある報道で有名な彼の、インタビュー術やメディア論が語られています。 http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/p00nw1lw/panorama-ed-murrow とにかく、面白いのです。 字幕subscriptionも表示可能ですので、外国人にも嬉しいです。 残念ながら「イギリス国内でしか観る事はできない」ので、日本に帰国してからは観る事をあきらめていました。 しかし、VPN(Virtual Private Network)接続サービズを利用すれば、日本でも視聴が可能です。 リスニングを強化しつつ、教養も手に入れるための貴重なツールと言えます。 手順を簡単に記します。 1、各社が提供するVPNサービスから気に入ったものを選択し、使用料を支払う。 月5ドルー10ドル程度。星の数ほどサービス業者がありますので、どれかを選んでみてください。 2、emailにて、user ID, password, サーバアドレスが届く。 この情報を使ってVPN接続をおこないます。 3、自分のPCにVPN設定を行う ちょっと面倒ですが、大丈夫。詳細な設定方法が紹介されています。 ↓例)MAC OS 10.6の場合 http://www.vpntraffic.com/index.php?action=content&cont_id=133 4、BBC iPlayerにアクセスし、番組を選択する http://www.bbc.co.uk/iplayer

Khan Academyで、無料で英語力と教養力を鍛える

英国のMBAを終了して、現在は民間企業に勤務しながら、日本人のための英語塾設立を計画しています。 さまざまな情報を集める中で知った、「これは日本人の英語力UPに効果的だ」と思える、無料のコンテンツをご紹介します。 まず、Khan Academyです。創始者のKhan氏は、ハーバードMBAをはじめ、米国で3つ学位を取得しているエリートです。投資ファンド勤務の傍ら、遠隔地に住んでいた姪の家庭教師をしている際、その指導内容をYoutubeにUPして人気に火が付き、Khan Academyという非営利団体を設立しました。 http://www.khanacademy.org/ コンテンツは数学や物理、そして歴史や芸術、さらには経済やファイナンスなど、多岐にわたる映像で、すべて英語です。K-12という幼稚園から高校卒業までの子供を対象としているので、簡潔な説明で語りかけてくれます。さらにうれしいことに、すべての教材は8~10分以下で完結しています。これは「人間の集中力はせいぜい8~10分」という、教育学の研究結果を重んじているためで、,Khan氏がすべての映像教材を小さなモジュール単位に構成させています。 子供にとっては集中してコンテンツを楽しめるという利点があり、また忙しい社会人にとっては、細切れ時間でモジュールを視聴できるため非常にありがたい仕組みです。 おすすめの使用法としては、まず興味のあるコンテンツを見てみることです。そしてすべてのモジュールは「Knowledge map」という知識体系を可視化できるツールによって相互に関連付けられていますので、つながっているモジュールを興味の赴くままに旅してみましょう。英語のリスニング力を鍛えられますし、義務教育レベルの内容は社会人にとっては推測可能で理解しやすいです。 なによりも、教科それぞれを体系的に網羅したコンテンツが、無料である点が革命的です。ITが教育をより自由に、そしてポータブルにしてくれる、ビジネスモデルの好例といえます。

BBC The Reith Lecture を聞いて、教養とリスニング力をUPさせる

“BBC The Reith Lecture”は、1948年から毎年続いている、英国を代表する公開講座です。 BBC放送のCorporate Director-general であったJohn Reith氏の名を冠して始まったこの講座は、 ”broadcasting should be a public service which enriches the intellectual and cultural life of the nation”(放送とは国家の知的文化的生活を豊かにする、公共サービスであるべきだ) というReith氏の信念に基づき、毎年世界を代表する知識人がレクチャーを行います。 記念すべき1948年の第1回の講演者は、ノーベル文学賞受賞者でもあるBertrand Russel氏でした。 http://www.bbc.co.uk/programmes/b00729d9 このリンクでは、最近10年のThe Reith Lectureを視聴することができます。 ちなみに2009年はMaichel Sandel氏で、ハーバード大学で政治哲学を講義する人気教授としても有名です。 最近2011年度のプログラムが発表され、彫刻家のAntony Gormley 氏が務めるとのことです。http://www.antonygormley.com/#/biography/antony-gormley *英語学習のためのTipsこの講義の優れているのは、当代きってのの教養の持ち主が、4回にわたって世相をその専門領域から切ってくれている点です。 講義内容は決して易しくなく上級者向きですが、最高レベルの教養に、翻訳抜きでその息遣いに触れることができるのは、英語学習者の特権の一つでしょう。 またBBC The Reith Lectureは講義にスクリプト(講義原稿)が添付されており、視聴時に目で内容を追うことができます。 スクリプトは講義内容ですのでAcademic Englishで書かれており、そのフレーズはさまざまな場面で使うことのできる生きた参考材料とも言えます。

リスニング力を鍛えるために、BBCを流し続けることの絶大な効果

日本で働いているころ、スカパーでBBCニュース視聴を契約していました。 当時は全く内容がわからないにも関わらず、背伸びをして聞いていたのを思い出します。 英国に来て5か月、当初は状況がおなじでした。 BBC redioの内容が単なる雑音にしか聞こえない状況です。 しかし、最近は内容の大意がつかめるようになってきました。 ELTCの授業でBBCの生きた教材を題材にしているので、徐々に慣れてきているからかもしれません。 英国で英語を勉強して感じるのは、学習する素材のレベルの大切さです。 日本ですと英語の環境がないため、自分の英語力を客観的に把握することが難しくなります。 私などはこれまで「TOEIC900点!突破の本」など、実力とかけ離れた参考書に手をだしがちで、結局消火不良ととなっていました。 どんな英語力を身につけたいのか、その目標とモチベーションもあいまいな状態だったのも、英語力が伸びない原因だとおもいます。 一方イギリスの英語学校で英語を学ぶと、幸か不幸か、常に自分の英語アウトプット力を試されます。 そして思い通りに英語を発信できない「なさけなさ」を思う存分味わい、結果としてその「情けなさ」から少しでも脱出するため、自分の身の丈にあったレベルの表現や、文法などを勉強せざるを得ない、そんな状況に陥ります。 私は疑問文がさっと作れず、Elementary level(中学英語レベル)の教材に立ち返り、基礎からやり直しました。 遠回りだと、日本では着手しなかったアプローチですが、自分の現実を見つめたとき、せざるを得ない選択だったとおもいます。 そしてこれが積み重なると、少しずつですが着実に英語力がついていく、そう最近感じます。