プロジェクト

もう一度大学院に行くことをぼんやりと考え始めている。 これはある賞に入選したことがきっかけである。自分の研究テーマが第三者に評価されたという驚きと、少しの自信を得た。ひょっとしたら、これは研究を深める価値があるのかもしれない、と。 毎日、自分の設定したテーマで授業を行っているのだが、うまくいくときもあれば、失敗し落ち込むときもある。自分の仮説が揺らぐ瞬間はつらい。ただ、研究テーマをもって教壇に立つことは、なんと幸せなことかと感じるのも確かである。 今年いっぱいは、現在作成中の論文を完成させることで手一杯。日本語の論文を書くことは、英語学習の時間を削られることと同じなので、ストレスがたまる。どうせなら、英語で研究したい。それなら、もう一度海外の大学院でまなんでもよいのではないか。TESOLか応用言語学の分野である。 倍率も高く、合格はまったく現実的ではないが、フルブライト大学院奨学金に応募することは、それ自体が書類作成や試験のスコアメイクの動機にもなり、結局は大学院進学の準備にもなる。 アメリカの大学はあまり興味がないのであるが、奨学金応募用に1,2校は準備してみたい。 留学せずに言語系の修士を取るのであれば、日本のテンプル大学 Tesolや、上智大学のTesolなどもあり得るかもしれない。仕事や家族へのインパクトを抑えるには、現実的な選択肢である。 ただ、英国留学中にあこがれた、University of York(UK)でtesolかApplied linguisticsでMasterから学び、PhDへ進みたいとも思う。 家族のことや、金銭面など、考えなければならない要素は多い。 PhDを取りに行く3年間、子供たちに海外経験をさせてやりたい。そのための布石をどう打つべきか。そのあとの生活をどう安定させるか。悩ましいところである。 留学後のキャリアも、なんの保証もないため、リスクが大きい。英語を教える仕事を続けるか、それとも別の仕事か。英語力を出来るだけ磨いて、全国通訳案内士の資格を使って独立事業者として生計を立てる、ということは、やってみたい仕事の一つではある。

300wordsの教科書英文を1回50分の授業で、all Englishで教える方法

Oral introduction とQ&Aを使ったグループ活動を取り入れた授業を行なっている。 語研のオーラルイントロを実施後、音読させ、その後に300wordsの英文に対し、60個ぐらいの英問英答を作って、新語導入や内容理解を促す。生徒を飽きさせないよう、グループ対戦形式で、15分ー20分で生徒とやりとりしながらスピーディに進める。これでクラスの7割は内容を大まかに掴む。 全て教え切るのでなく、「わからない」「知りたい」という意欲を引き出し、自分で予習復習するよう仕向けつぃと思っている。 all Englishで導入と内容理解までおこなう。この型を使えば、すべての英語教材を英語で教えられるし、生徒は眠らず頭はフル回転せざるを得ない。 これまでの授業実践のノウハウを集約させたのが、この授業スタイルである。著名な先生の授業を見たり受けたりして、使えるものを精査し、理論的にただしいと思われる順番で再構成し、生徒の反応を見ながら微調整を重ねている。 教えている私も楽しいので良いこと尽くめだが、授業準備が大変なのが最大の問題。とにかく教材研究に時間がかかる。英英辞書もたくさん調べなければならない。英語運用能力も試される。 最近はこの授業を色々なところにさらけ出し、世に問うている。生徒の満足度は高いが、周囲の教員方は「スピードが早すぎる」「難易度が高くてついていけない生徒がいる」などの声もいただく。 専門家の目線で、この授業を評価してもらえるのか、試してみたいと思い、授業実践発表に応募し始めた。批判でもいいので、改善のためのフィールドバックが得られればと思う。