校正作業を依頼する

論文校正を友人に依頼している。信頼のおける、国語教育のプロ、広報のプロ、日本語を操るプロの3人に、論文の第1稿を読んでもらうことにした。


日本語の誤字脱字などを見てもらうのが目的だが、もう一つ、私の書いたものを読んで、英語多読の面白さを知ってほしいという、裏の目的もある。そうでもしなければ、彼らは私の論文をよむことはないだろうから。

みな二つ返事でOKしてくれた。論文の構成は、すでに妻に一読してもらい、初めて読む人にわかりやすいよう項目を変えた。この作業も大変時間がかかったが、おかげで誰が読んでもわかる内容に仕上がっている。

妻とは英国シェフィールドのELTC(大学院準備コース)でともにライティングのクラスを取り、私たちは二人とも、厳格な女性教師の個別指導を徹底的に受けた。いまだに忘れられない。

Anne という英国人教師で、笑顔一つ見せず、私のライティングを切っていく。意味が分からない、なぜこの順番だ、これは不必要だ、、、など、詰問攻めである。英文を書くということが、これほど頭をつかうことなのか。私は生まれて初めて思い知った。

彼女を含め、質の高い英語授業を体験し、感動した私は英語教師へキャリアを変えた。

この時の経験があるから、私は自分のライティングも、Anneを想定して自問自答する。妻も、Anneになり切って、私の書いたものを問い詰めていく。この作業が、ライティングの質を高める。

さて、論文の根幹が決まったので、あとはマイナーな修正である。日本語の校正作業は、初めて読む人にお願いしたほうが効率的である。友人に読んでもらうのがよい。多様な視点で改善したい。

大学院の研究テーマも、ライティングの視点で考えてみたいとも思う。日本のライティング指導は、英国のそれに遥かに遅れている。論文をよもう。

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