Sharlock を英語字幕で

ものは試しと、NETFLIXに入会した。月800円。どんな番組を視聴できるのか、入会しないとわからないので不安であった。とりあえず1ヵ月で退会すればよし。 Jeremy Brett版のSharlock Homesは見れるかな・・・と期待していたが、見当たらない。古すぎるのか。まだNETFLIXのコンセプトがわからない。どうやらBBC版のSharlockはあるようだ。面白そうなので第一話を選んだ。英語字幕を選択する。 イギリスの雰囲気が懐かしく、楽しめた。日本語字幕を使わずに、英語字幕で何とか理解できた。とにかくSharlockが早口である。登場人物のキャラクターは、小説のTV版であるJeremy Brett版を踏まえていて、なんとなく親近感がある。ちょっとSharlockの奇人ぶり、サイコパスぶりが過ぎるが。 英語字幕で見ると、いろんな文法事項に気づく。受験英語を学ぶと、海外ドラマを英語字幕で楽しめる。受験英語を学ぶ学習者へ、そんな道筋を示したい。

U-NEXTは英語学習に使えるか

動画配信サービス U-NEXTを英語学習に使おうと思い、無料登録。 しかし海外ドラマの英語字幕を見ることが出来ない。吹き替えか字幕のみ。 残念。サブタイトルを見ながら英語を学ぶことができない。英語学習には使えない。 解約方法は以下のサイトに詳しい。解約と退会処理の2つを行うことが必要である。 https://internet-kyokasho.com/u-next-cancellation/

「身銭を切れ」と英語教育

冷や汗をかいて、online英会話を終えた。 テキストに沿ったQ&Aでなく、話のながれで多様な問いを矢継ぎ早に質問される。言いたいことを、スパッと英語で話すことに窮する。汗をかきながら、必死に議論する。楽しい時間であった。 コミュニケーションを成立させるために、大切なことは、自分の意見を簡潔につたえること。そして、その表現は、自分で「発明した」英語ではなく、どこかで読んだり聞いたりした、「こなれた」英語であるべきだ。よく使われる単語の連結、コロケーションである。 それを瞬時につなげたり、組み替えたりすることで、英文を作っていく。プレハブ工法ともいえる英語の話し方であるが、馬鹿にできない。パーツとなるプレハブの量が蓄積し、それを自在に組み替えて発話できれば、流暢に見えるであろう。 受験英語を学ぼうが、ビジネス英語を学ぼうが、言語はコミュニケーションを度外視はできない。たとえ文法を学んでいるとしても、コミュニケーションを無視することはできない。音声を最重視すべきである。耳で聞き、読めるようなって、口に出し、書けるようになる。 英語教師が、英語を道具として使い続けることは、常に続けるべきである。その実践があって、初めて英語の指導に血が通ってくる。 『ブラックスワン』の著者である、ナシーム・ニコラス・タレブは、「身銭を切れ、身銭を切らぬ者は、他人を犠牲にし、物事を複雑にしていく」と言った。身銭を切れ、とは金を使えという意味だけでなく、リスクをとって実践せよということであろう。 英語を教える者は、リスクを取り、現実世界で英語を使え。そうでなければ、指導法はねじ曲がっていく。

うまくやろう、は馬鹿野郎

大きな環境の変化を体験し、ストレスをかんじていたのだろうか。下の歯が痛み出し、水も食事もとれない日が2日も続く。夜ものたうち回る。 慌てて歯科に駆け込むと、接触の必要ない高性能体温計で体温を測定される。コロナ感染症の影響は小さな歯科医院にもみられると驚く。歯に異常はなく、歯茎やあご付近の炎症だといわれ、抗生剤をもらう。劇的に改善する。 そういえば同じようなことが、かつてあった。大学時代、中央アジアのある国に1年間留学することを勢いで決めた。大学の派遣留学試験に合格し、50万円の奨学金と、航空代金、大学授業料、寮費が免除。ロシア語授業の特訓も付く。最高の条件であった。 だが周囲の誰しもが、「どこ?」「なんで?」「生きて帰ってこれるの?」と戸惑う。住んでみたかったのだから仕方がない。 その準備していたときのこと。当初の高揚感はうすれ、徐々に不安になっていく。なんで留学するのか、目的もぼんやりしていたので、出国が近づくにつれ不安感が増す。現在より情報もすくなく、ひょっとしたらもう戻ってこられないかも、と悲壮な覚悟だった。 3日前、上の葉が激しく痛む。怖くなり歯医者に駆け込む。もう1年以上、日本の治療はうけられない。そう焦り、慌てて神経を抜いてしまった。留学中は痛みもなかったので、それはそれでよかったかもしれない。だが、今思えば、弱気になっていたのは明らか。留学に失敗したらどうしよう。周囲から笑われる。ロシア語を習得できなければどうしよう。生活になじめなければどうしよう。マイナスに考えれば、すべてマイナスに取れる。痛みは多分にストレス性のものだっだ。 弱気とは、失敗を恐れることである。気迫のない状態である。特に不器用な人間にとって、「ものごとをうまくやろう」「失敗せずに小器用に立ち回ろう」という、いやらしいそろばん勘定をはじいているとき、知らず知らずに気迫を欠いていく。弱さが出てくる。 そんな私の弱気、いやらしさを見抜いた人が、こう言ってのけた。 「環境が変わったとき、こう問わななければならない。不器用なくせに、失敗せず、うまくやろうとしていないか。 他人の目を気にし、評価されようという厭らしさはないか。やりたいようにやって、鼻つまみ者ぐらいに思われるぐらいであれ。1,2年で追い出されるぐらいの気迫がなければいけない。 いまある環境にしがみついているようでは、だめだ。 いまの環境も、上司から評価されての結果でない、自分で好き勝手にやってきたことが外部で評価されたのが、たまたま目にとまっただけではないか。」 新しい環境に身を置いた4月、守りに入るのではなく、攻めの姿勢を持ち続けなければいけない。「うまくやろう、は馬鹿野郎。」、周囲から総すかんを受けるぐらいの気構えで、貫きたいことはあるのか。新たな環境が自分にといかけてくる。志を高く掲げていきたい。

ホモサピエンス全史

時間が出来たので手に取った一冊。 人類の歴史の転換点を、3つの革命から描いている。認知革命、農業革命、科学革命である。 「虚構」をつくること、それを空想する力をもったことが、見知らぬ人同士を強力することを可能にさせた。膨大な人間を組織することができるようになった。物語を作り、それを信じる力を手にした。認知革命である。 狩猟から農耕生活に転換することで、収穫量を計算できるようになり、人口増加につながった。しかしそれは狩猟時代よりも生活が楽になったわけではない。逆である。小麦を手に入れるため、過酷な労働を人間に強いるようになった。著者はこれを「史上最大の詐欺」とまで書いている。 個体数が増え、繁栄している種が、幸せかどうかはわからない、と著者はいう。家畜化された牛は、この世で最も惨めな種である、とまで書かれている。人間の必要のためだけに飼育され、大半はすぐに殺される。 人類の歴史について、視野が開ける本である。だが、いまの時期に読んでいると、気が重くなってくる。非常時においては、もっと軽い内容の本を読みたい、とも思う。