速読英単語 標準編の使い方

私は入試対策の授業で、速読英単語 標準編を使用している。 もうすぐクラス内で70パッセージを読み終えるところまでたどり着いた。ここで反省を含め、振り返りたい。 受講生の英語レベルは、皆英検準二級レベルであった。英文法の基礎は固まっていないが、大量の英語を読み聞きしているので、大意を掴むことは割とできる。彼らに、11月までに英検2級合格を目指そうと語り、授業をスタートさせた。 結果、11月の時点で、英検2級合格は12パーセントのみだった。まだ入試まで時間があるが、不十分な成果と言える。 まず、速読英単語の英文を理解できない生徒が多かった。ブツ切れで入試問題が並んでいるだけなので、読む意欲を持てない生徒も多かった。読む意欲を引き出す工夫がいる。 文法問題もある。文法の基礎を身につけていない生徒は、入試レベルの英文をなんとなくしか読めていない。後置修飾、関係代名詞の構造が見抜けない。英文の骨格である主部と述部を認識できない。これであると、いくら英文を読んでも、ぼんやりとしか意味が取れない。英検2級合格できない生徒は、英語の選択肢や設問を誤読しているケースが多く、正答にたどり着けない。最低限、主節の動詞を見抜けるよう、指導する必要がある。 この速読英単語 標準編は、音声重視で学ぶのが良い。CDは、割とゆっくり読まれ、意味の句切れでポーズもあるから、理解を助ける。 常にCD音声を聞きながら本文を読む。まず黙読。 次に声を出して読むことをパラレルリーディングという。これも行う。 また漆塗りのように何度も読むのが良い。1回目は概要理解を目指す。せっかくの日本語訳を積極的に使う。 同時に単語の意味も確認する。CDを聞きながら、英文を黙読し、意味が頭に浮かぶようになればいい。 2周目は、文法の構造理解を目指す。1パッセージで、一つか二つに絞り、主部述部を見抜けるようする。教師は問いかけ、理解を促したい。 声に出して、五感を使う。