読み聞かせで3000万語の差

アメリカの有名な研究で、富裕層と生活保護家庭では、3歳の終わりまでに子供に語りかける言葉の量に3000万語の差がある、ということが示さた。前者の子供は、IQなどでも有意に高くなるという。ご存知の方も多いであろう。この研究を知ったのあ2013年ごろだ。強いショックを覚えた。3歳末までの語りかけ、読み聞かせの量が、その後の子供の人生を決めてしまう要因になるのだ、と心に刻んだのを覚えている。 子供が生まれたら、彼/彼女が理解していようがいまいが、絵本の読み聞かせだけは沢山してあげたい。うちは富裕層ではもちろんないが、読み聞かせをするしないは、お金のあるなしではなく、親の意思の問題だ。そう決めて、いざうまれたら、読み聞かせを実行しつづけている。 読み聞かせの時間を確保するため、家庭でテレビは見ない。 0歳2か月ぐらいから、クレヨンハウスの定期配本のはじめ、ベビーベッドの横で読み聞かせを始めた。家族の視線は、今思うと理解あるものではなかったかもしれない(笑)。 また、子育て本を読み漁り、読み聞かせの実践例を調べた。ある母親の例を参考にした。0歳4か月ごろ、まず、くもんの読書リストを取り寄せ、乳児用の本(5A、4A)の100冊分を、一気にアマゾンで購入した。 段ボールがどどんと届く。狭い我が家のスペースを取るので、妻は激怒する。それでも、3000万語、3000万語、とつぶやきながら、毎日よみきかせをつづける。 妻の視線が厳しくなり、2歳を過ぎたころから、図書館の活用も考え始める。0歳や1歳だと、本をなめたり破いたりするので、図書館の本を使いづらいのだが、2歳から3歳になれば、本も丁寧に扱える。 そこで2歳半を過ぎてから、2週間に一度図書館に行き、絵本を30冊ぐらい借りることを、夏休み前から半年以上続けている。選書方法は、図書館の基本書リストを中心に選ぶ。0歳の早い段階から読み聞かせを続けているので、いまならどのぐらいの長さの本に興味を示すか、我慢して聞けるかが、本をパラパラめくればわかる。 絵本を読んでやれるのは就寝前だけなので、すべて読むことはできない。30冊中、お気に入りの本が2,3冊見つかり、繰り返し読んで!と言ってくれる本に出合えればよし、といいかげんに考えている。 寝る前に、4,5冊の本を抱えて寝室にやってくる。最近は「かにむかし」「したきりすずめ」「だいくとおにろく」など、4歳向けの本がお気に入りなので、1冊読み終えるのに10分程度かかってしまう。全部読んでやると、就寝時間が遅くなる。だらだら読めないので、本を読む前に「これをよんだらどうするんだっけ」と問いかけ、「トイレに行く」や「おもちゃのお片付けする」などの言葉を引き出し、寝る準備のきっかけづくりに使っている。 読んだ本は、翌朝の出勤前に、くもんの「読書記録ノート」に記録する。タイトルと著者名、それと簡単なコメントを書く。1冊に150冊分を記録できる。今年度の4月末からくもんで購入し始めた。今は8冊か9冊目である。ノートは養生テープで張り付け、合本にして保存する。この1年間で、1000冊前後は読み聞かせした計算になるはずだ。 3日前、寝室の電気を消し、寝ようとすると、子供が「だいくとおにろく」という本の内容を諳んじはじめた。もちろん一字一句完璧に再生しているわけではないが、話の筋はあっているし、ところどころ感情をこめて「そんな名前ではない」「うんにゃちがう」など、大人が聞いても「だいくとおにろく」の話だと一発でわかるクオリティである。暗闇の中、二人で目を丸くして聞いていた。 「だいくとおにろく」は30回ぐらい読み聞かせした本である。なんども何度も読んで、とせがまれ、うんざりしながら読んでいる本だ。これだけ読みきかせれば、子供であればすぐにおぼえてしまうのだろうか。まだよくわからない。 古今東西、昔話の構成には大きな違いはない。登場人物がいて、状況設定があり、途中であるイベントが起こって、最後に結末を迎える。子供は昔話を沢山きくと、物語の構成を体で覚えるものなのであろう。 絵本で覚えた表現を、実生活で試しに使ってみて、私たちの反応を見ている、という場面が最近特に増えている。 祖母の家に遊びに行ったとき、いきなり居間に寝転がって、「おーい腰をもんでくれー」と祖母に話す。これは『せつぶん』という狂言絵本の中で鬼が話すセリフだ。家族の皆がびっくりし、笑う。そんな家族の表情を子供は確かめているようだ。 家族で会話しているとき、独り言をぶつぶついったりして、会話に割って入ろうとする。「それは何の本のお話?」と聞くと、これこれの本、と答える。頭の中にデータベースがあり、そこから適当な表現を引っ張りだしてきているのだろうか。 読み聞かせをすればするほど、私の心も解放される気がする。物語の持つ力なのか、こどもと時間を共有できるからなのか。読み聞かせは、子供が大きくなっても、いけるところまで続けてみたい。

言葉と行動の発達記録

言葉と行動の発達記録 子育ての当時は一生懸命で、悩みも多い。でも、時が過ぎると忘れてしまう。だから記録を残そう。備忘録として。 2歳になっても、「パパ」や「ママ」など、数語しか発しない。ごにょごにょと言葉を話す練習をしているように聞こえるが、文で話すことはない。 男の子の発語は遅いというが、だいじょうぶだろうか・・・夫婦で悩む。 2歳3か月 5日間の出張中、妻の実家に子供が帰省していた時を境に、発語が大きく増える。発話の語彙も一気に増える。絵本の読み聞かせで沢山聞いていた単語などを話す。2語以上の文で話すことが多くなる。 このころ、言葉の発達については心配がなくなった。 2歳7か月 保育園に入園。母子分離にてこずる。4月に取った写真は、不安げな表情。4月、5月と、帰宅すると夜は7時すぎにはコテっと眠りに落ちる。気を使い、疲れ果てている様子。はじめの2か月は3度も40度の発熱で1週間欠席を繰り返す。 夏休み前まで、保育園に行くのを嫌がり、家族内で不安定な日々を過ごす。 夏休みは帰省したり、両家での家族旅行したりと大いに遊ぶ。海にも2回。 夏休みを過ぎても、保育園に慣れない。朝に送るとき、泣いて嫌がることがつづく。 せめて家庭では要望に応えようと、外で「抱っこして」と言われれば抱っこしていた。しかし外で歩く練習が足りなかったようで、保育園の園周散歩のとき、途中でしゃがみ込むことが増える。先生からも、家庭での散歩を増やすよう助言をもらう。 9月、10月は、外では抱っこしない、と子供に伝える。当初は大泣きしたが、やがて理解した様子。徐々になれる。 夏休み前にストライダーを購入したが、うまく乗れない。だが徐々にスムーズに乗りこなす。保育園で沢山あそび、走り回っているからだろう。2月ごろにはなめらかに坂道を登っていく。

ベビーくもんからくもんへ

息子のくもん教室の初回。ベビーくもんを1年半ほど続け、このほど本コースに参加しました。 くもんへ求めるものは2つ。学習習慣を身につけること、就学前に数と言葉についての基礎を固めることが目的です。 幼稚園でいうと4月から年少に当たる年齢。姪や甥にくもんを勧めて、彼らは年中の半ばから始めていて、これだと小学校に入学したら半年ぐらい先の学習進度でくもんを学ぶ状態になる。もう少し先に進んでもいいかな、と思いこのタイミングで入会。 もう少し早めにベビーくもんからくもんへ移りたかったが、保育園になれることに本人も家族も時間がかかったこと、そして妻は早期教育より大切なことがある、と言って、折り合わず(笑)時間がかかった。 初回に子供を連れて行くと、これまでのベビーくもんなら雑談したのだが、今回は「お子さんの集中が切れるので、お話は終わった後で」と、あいさつもそこそこに部屋から追い出されてしまった笑 30分後に教室へ迎えに行くと、息子はパズルをして待っていた。 教室で終えたプリントはズンズン、国語 7A 1a, 算数6A 1a , ZI 21aを各10枚ずつ。 ベビーくもんで教室にも先生にも慣れていたからか、スムーズに学習していた。 算数はまだ絵を見て数を数えることができない。リスが三匹描いてあるプリントを見て、数えてみて、と話しても、正確に数を数えられないのだという。 普通に生活していても数字に関心を示さないので、日常で子供に数字へ意識を向けるよう仕向けなければ、と改めて思う。 鉛筆は正しい持ち方を身につけさせたいので、家では意識的に鉛筆を持たせなかった。今日から鉛筆元年。持ち方補助用のゴムも購入し、少しずつくもんの宿題をやっていきたい。 国語は絵本の読み聞かせを大量に続けているので、プリントはあくまで補助。のんびり取り組もうと思う。 幼児のくもんは、20歩進んで30歩下がることが日常茶飯事、と先生からアドバイスされた。この1年は、くもんの習慣づくりの年としたい。