「伝統的な日本語での授業」を、「英語での授業」に切り替えるために

英語を教え始めて半年間、まずは授業規律を重視し、授業を成立させることを最優先にしてきました。 授業は完全に日本語で行い、フラッシュカードや訳読、音読などで構成した、オールドファッションな授業でした。 ペアワークもグループワークもなく、warm-upもなし。 これですと内容理解は深まるが、生徒も教師も何となく授業が「つまらない」。テスト範囲をしっかりとカバーしているが、「つまらない」。 そんな私の授業を見たある方が、 「あなたは大学院留学もして、もっと英語で授業を行える力があるはずだ。 それなのに、いまから伝統的な英語授業をやってどうするのだ」 とお叱りを受けました。 耳に痛い指摘であったので、9月からは授業改善を図りたいと思って、夏期休暇中はたくさんの研修に足しげく通いました。 模擬授業を繰り返すなどの研修を重ねるうちに、英語で授業を行う自信がすこしずつ持てるようになり、実際の授業で実践を始めています。 現在、英語で授業を行っている同僚はいません。 そもそも初めて赴任した時、「うちの生徒は、学力が低いから英語で指示しても理解できない。英語での授業など成立しないよ。日本語でやるしかないですよ」 と言われたものでした。 しかし、繰り返し英語で指示したり発問すると、guessingしようとする生徒が沢山でてくることに驚きました。 all Englishでも授業が展開でき、生徒も楽しそうに取り組んでいる様子を見て、 教師が生徒の力を決めつけるのではなく、まずは高いハードルを課してみて、チャレンジさせることも大切なのかもしれないと思います。 現在の授業は、all Englishで授業を展開しています。 そのために行っているのが、以下のポイントです。 「伝統的な日本語での授業」を、「英語での授業」に切り替えるための工夫といっていいかもしれません。 1、毎時学習指導案(teaching plan)をwordで作成する。 2、授業後、teaching logを記録し、生徒の反応や改善点を書き溜めておく。 3、teacher talk、classroom Englishなど授業内で発話する英語は、全て事前に指導案に書いておく 4、授業を5〜7分の活動に細分化し(stage化)、ペアやグループワークを多様して構成する。 5、毎回の授業後、reflection sheet を生徒に配布し、「学んだこと、疑問点、次回への抱負など」を記載させ、教師がコメントをして返却する。生徒のコメントを授業に反映させる。 6、warm-upには発話量をカウントして記録・競わせる活動や、インフォメーションギャップを利用した活動などを帯活動とする 等です。 修養を重ね、いつの日か、私がイギリスで経験した英語授業のスタイルを、日本で実践してみたいと思っています。