Basic English Usage

私は大学2年の時、初めてイギリスを訪れました。3週間のホームステイです。 当時は英語が苦手で、ほろ苦い思い出ばかり。TOEICは300点ぐらいだったでしょうか。 当然ホストマザーとも会話が成立しないのですが、それでも英語が好きでした。 帰国前、書店で一冊の本を買いました。それが”Basic English Usage” (Michael Swan)です。 「いつか英語ができるようになりたいな、こんな本を使いこなしたいな」という、憧れで買った本。 しかし買ったは良いものの、当然読みこなす力が足りず、そのまま押し入れに入れっぱなし。長い間、存在すら忘れていました。 英語を教える仕事について、英語の本を読みあさっていたとき、偶然この本を見つけました。 これはintermediateレベルの学生向けの文法書ですが、教師の立場で見ると、非常にクリアに説明されていることに気づきます。 十数年の時を経て、この”Basic English Usage” を仕事に使うことになるとは、購入した時には想像だにしませんでした。 私は社会人経験を経てイギリスの大学院に留学し、そこで文法の大切さと面白さに目覚めました。こうしたさまざまな経験が、ほこりをかぶっていた”Basic English Usage” の素晴らしさを、私に気づかせてくれたのかもしれません。 まだまだ経験がたりないため、苦労する日々です。 文法の教授法を、もっともっと研究しなければと、思いを新たにしています。