社会人の留学資金の確保

社会人が大学院留学をする際、ハードルとなるのは、職務経験が断絶するリスクだけでなく、資金面の確保の問題があります。 例えば私は、奨学金をさがしたのですが、タイミングも要件もマッチせず、結局全額働いて得た貯金を元手に資産運用し、それを資金に充てました。 有名で競争率の高い奨学金を除き、社会人が留学するために奨学金をえることは、日本ではほぼ期待できないのではないでしょうか。会社が派遣してくれる恵まれた人以外は、自己資金で留学することになります。 日本人の内向き志向を打破するため、奨学金を取得できる要件を緩和し、多様な選択肢が増えれば、留学生の減少傾向も歯止めがかかるのではないでしょうか。 さて、留学資金について考えたいとおもいます。 資金確保の方法は幾つか考えられます。 1、働いて貯金する 2、資産運用で増やす 3、親などから借りる 4、奨学金を得る 5、会社に派遣してもらう 私は、1と2でした。 外資系企業に所属していたとき、会社派遣でMBA留学した先輩が、会社の希望退職者を募った際に真っ先に手を挙げ、上司に「お前は何をかんがえているんだ。何のために留学させたのか」と、大目玉を食らっていたのを見て、「私は会社に借りは作らず、自己資金で行きたい」と思った為です。 外資系製薬会社で営業とファイナンス職をしながら、毎月10万円の給与天引き、年3回あったボーナスは全額貯金にあてました。 そしてある程度たね銭がたまったところで、投信や外貨、株式投資をはじめました。失敗を繰り返し、リーマンショックに肝を冷やしつつも、財務分析を勉強して有望な小型株や割安株を見つけては買いましてきました。 2年の欧米留学は、レートにもよりますが、1500万ー2000万円近くかかります。 この資金を確保するのに大変時間がかかり、留学時期が遅れてしまったというマイナスがありますが、いま振り返ってみると、資金を確保するための試行錯誤の経験を得たというプラスの面もあります。 この手法もいつか体系的にまとめてみたいと思います。