中学英語の教科書を使って、使える英語力を身につける方法

TOEICの点数を伸ばしたい方には、私は逆説的ですが、「点数は狙わないでください」と申し上げています。 TOEICはコミュニケーション能力を測る試験なので、「どれだけ英語を使えるか」が試されるのです。そのためには、「どれだけ英語を使ったか」という、プロセスが重要なのです。 では、日本でどうやって英語を使ったらよいのでしょうか?ネイティブのいる英会話教室に通う必要があるのでしょうか。 いいえ、ありません。外人になれるため、という意味では効果はありますが、40~50分レッスンを週1回や2回とったところで、英語力は伸びません。 そこでおすすめしたいのが、3ステップの中学英語教科書を使った学習法です。基礎的な語彙・文法・発音を、中学教科書を使って徹底的に鍛え、発信力の土台を作るのです。 1、基礎的な発音教科書で、発音体系を学ぶ 2、中学英語教科書3年分を、できるだけ正しい発音で繰り返し繰り返し音読と筆写する (日本語訳は内容理解のためとしてだけ使う) 3、結果として、何も見ずに中学英語教科書を暗唱できるようになる これで、英語の土台は完成です。一生あなたを助けてくれる、後戻りしない真の英語力の基礎になるのです。 次に、この土台を使って、英語で考えるトレーニングをします。英国で発売されている、Q&Aがぎっしりとつまった教材を使用します。教師や友人に英語で質問してもらい、トップスピードで英語で答えるのです。これにより、タイムプレーシャーのなかで、英語で考えて話す癖を強制的に作り出します。リスニングとスピーキング力の実践力が鍛えられます。 そして、最後に自分がやりたい英語学習に取り組みます。留学したいのなら、TOEFLやIELTS。ビジネスならTOEIC S/W。一般英語ならCambridge英検やふつうの英検もいいでしょう。 つまり、この学習法の肝は、いきなり英語試験に取り組まないで、まず中学英語の暗唱という基礎工事をおこなうことなのです。そして、クイックQ&Aで、英語のままで考えて話す訓練を積みます。まず「発信」を基礎に、英語学習をすることで、スムーズに使える英語力が身に付くのです。

Financial Timesで使えるビジネス英語力を鍛えましょう No.1

Financial Timesで使えるビジネス英語力を鍛えましょう!No.1 こんにちは!Financial Timesは、私が通ったUKのMBAで、常日頃読むべき情報源としてあげられていました。世界のビジネスの現在を正しく読み、将来を予測するためには、非常に有効なツールです。 でも、Financial Timesを読んでみたいけど、ちょっと敷居が高いなあ・・・そんな方のために、Financial Timesの記事から使えるセンテンスやボキャブラリーを少しずつ紹介したいと思います。 今日は安倍総理の訪米記事です。 “Abe lays out vision of Japan power in Asia” Japan’s new prime minister on Friday offered the world a vision of his country as a reinvigorated Asian power, pledging to restore its influence in a region where it is increasingly eclipsed by China. ”安倍氏がアジアでの日本の大国としてのビジョンを展開” 安倍氏は世界に彼の国のビジョンを提示した。それは復活したアジアのパワーたること。そして次のようなことを誓っている、中国によって徐々に浸食されている地域での影響力を保持すると。 invigorate: to …

Continue reading ‘Financial Timesで使えるビジネス英語力を鍛えましょう No.1’ »

Harvard business reviewを読んで英語力を鍛えましょう

Harvard business reviewを読んで英語力を鍛えましょう!1私は通勤時にHarvard business reviewやThe economist を読んでいます。良質なコンテンツであり、ビジネスのヒントになるだけでなく、英語力もきたえられます。とは言っても、私にはちょっと敷居がたかいな、とお感じの方も多いのではとおもいます。そこで、私が記事の中で出会った、使えるセンテンスやボキャブラリーを、少しずつ紹介したいと思います。日本語訳はこなれたものでなく、大意をつかんでいただければ良いという思いから直訳としています。まずはこちらです。Busy families had less patience for personal solicitations. (HBR)「多忙な家族は個人的な勧誘に対して忍耐を失った。」Solicitation 勧誘Solicit – to ask someone for something such as money, information百科事典のブリタニカが、社会構造の激変でビジネスモデルをいかに変えて行ったかが分析されていた記事の一節です。ちなみにSolicitは、賄賂を要求する、という意味にもつかわれます。“It is illegal for public officials to solicit gifts or money in exchange for favours.” 実際に使える英語力を身につけ、同時にビジネス知識を深められる。 そんな情報を今後も発信したいとおもいます。

社会人が英語を伸ばせない理由

私は語学とは、体系であると思っています。 1、正しい発音、2、単語やコロケーション(連語)、3、構文や前置詞などの文法4、英語独自の論理構造 これを、一番下のレベルから積み上げていくのです。これによって、易しい内容から、複雑な内容の表現が可能になっていきます。 積み上げるという意味は、体得していく、つまり暗記です。単なる暗記ではなく、パッと口に出せたり書けたりできるレベルです。 随分とシンプルだと思いませんか?このように、この体系を積み重ねれば、時間はかかりますが誰でも英語は十分なレベルまで伸びるのです。 しかし、問題があります。子供には、こうした一番下のレベルから体系を積み上げていくことに抵抗感はないのですが、一方で中学生や高校生、そして社会人になると、「下のレベルに戻って体系を積み重ねる」ということが出来なくなります。自分はそんなに低いレベルではないという、妙なプライドが邪魔をするのです。結果として、英語の土台がグラグラのまま、さまざまな英語学習を渡り歩く羽目になっている方が非常に多い。かくいう私も、MBA留学前はそんな状態でした。 英語が伸びなければ、MBAに進学できない。そんな切羽詰まった状況で、私はつまらないプライドをかなぐり捨てました。文法書も一番低いレベルを買い、実際に使えるレベルまで暗記・体得したのです。 思えば、この「自分の能力を客観視する」という、厳しい作業ができるかどうかが、英語習得の大きなカギといえます。

TOEIC SW (speaking, writing)学習法

今回はTOEIC S/Wの効果的な学習法を考えてみます。 今日初めてTOEIC S/Wを受けてみたのですが、感想としては非常に面白い試験でした。TOEFL iBTのみならず、IELTSやCambridge examとも、多くの共通点があり、スピーキングやライティング力を高めるために、非常に有効なツールと言えます。 これまで、TOEICの点数が良くても、実務で話せる・書けるかどうかは、判断できないといわれてきました。確かに、TOEIC900以上でも、英語でのコミュニケーション能力が低いと言わざるを得ない人も多かったのです。しかし、TOEIC S/W試験を受ければ、そういった問題は解決されます。発信型の試験になったため、受験者は常に発信を意識する必要性が生まれ、これがスピーキングやライティング力を高めるしくみとなるのです。 スピーキングでは、音読による発音やイントネーションのチェック、写真をdescribeする項目、自分の意見を述べる項目など、5つのパートで構成されています。 ライティングは、写真をdescribeしたり、300字程度のエッセーを書かせたりするパートでした。 TOEIC S/Wについては詳しくはこれからまとめてみたいのですが、ここでは、どのレベルの方にも役立つような、得点力UPにつながる学習法を考えてみたいと思います。 1、まずは発音を学び、英文を正しく音読できるようになりましょう。音読パートに対応可能になります。TOEIC S/Wでは、素早く話すよりも、ゆっくりと正確に発音することが求められます。これは、実際のビジネスや留学の場面でも、ノンネイティブが”相手に伝わる英語”を話すために、基本的ですが非常に大切です。 2、写真を見たり、日頃目にする光景をもとに、英語で説明する練習をしましょう。アクティブ語彙が増え、説明のパートに対応できるようになります。 3、”英語で考えること”、つまりThink in Englishをめざしましょう。そのために、常日頃、できるだけ英語でしゃべること、英文でライティングすることを心がけましょう。TOEIC S/Wは英語スピーキングやライティングの瞬発力が求められるため、Think in Engishであれば容易に問題に対応できます。 TOEIC S/Wは、常日頃どれくらい英語をつかっているかが問われる試験です。とはいっても、高い金を払ってネイティブと会話する必要はありません。自分一人でも対策できますし、友人と一緒に練習することで十分に対応可能です。 英国留学のビザ申請の際、TOEIC S/Wのスコアは英語力証明として認められるようになりました。留学を目指す人にとっても、TOEIC S/Wは面白い試験と言えます。