驕れるもの久しからず

元シブガキ隊のやっくんこと薬丸裕英さんの次男が、バルセロナ二部に入団したという嬉しいニュースがありました。 関心したのは、やっくんのコメントです。 「騒がれるような選手ではありません(笑)、本人には可能性があるならかけてみろといいました」 浮かれた様子などまったくなく、冷静に厳しいプロの世界を見つめている。 翻って、私です。ちょっとしたビギナーズラックに酔い、自分の能力を過信して舞い上がってしまった例をお話します。 ことは昨年提出したAssignmentのFeedbackについて。MBAで初めての評価です。 ネイティブレベルのメンバーで構成された、先週のグループワークディスカッションなどについていけず、自分の会話力の現実をいやというほど味わった後なので、全く期待しておらず、正直に言って結果も見たくない・・・。 しかし、予想に反してDistinctive level (over 70%)の評価をもらっていました。 大学院準備コースで、「イギリスの教育システムでは70%以上は非常に高い点数」と教えられていたので、この点数はうれしい誤算・望外の結果です。盆と正月が一緒にやってきたような。 特に、MBAの授業で英語に苦しめらてきたので完全に自信を喪失し、当初から「とにかく最低合格ラインの40%以上でMBAを切り抜ける」という、なんとも低い目標を設定していたので、一気に舞い上がり自分のペースをみうしないました。 英語のスピーキング・リスニング力はまだまだ情けないレベルですが、時間をかけたAssignmentの内容でならネイティブにも太刀打ちできる。 ・・・と、完全に自分の実力を勘違いし、それ以降のアサインメントに必要以上の時間をかけてしまい、局内容がまとまらず、それに伴って試験対策の時間も足りなくなるという悪循環に。 最終的にはすべての試験・アサインメントが終わった時点で、すべてにおいて中途半端な状態になっていました。最後は喪失感から、真っ白な灰になった気すらしました。。。。 驕れるもの久しからず、自分の能力を過信せず、ペースを守って謙虚にコツコツ学習すべきだったと反省しきりです。

“The Prince” – 『君主論』と経営学

MBAのリーダーシップ授業中、グループワークの際に他の生徒が脱走?し、教授と二人っきりで議論する羽目になったときのことです。 大教室で二人きりとは・・・息がつまるような、それでいてちょっとラッキーなような・・・。 Political Leadershipについて、どうクリティカルに議論するかというテーマでした。 そもそも「クリティカルに議論する」ことの意味が分かっていなかったのですが、彼女曰く、 ある学者のアーギュメント(主張)があった場合、それと異なった見方をしている学者のアーギュメントを見つけて、自分の立ち位置を説明する ということでした。 幸いこの文献を読め、と明確に指定してもらえたので、課題の分析エッセーが非常に書きやすくなりました。 不思議な体験を一つ。 政治的リーダーシップの議論の中で、彼女がマキャベリズムについて言及したとき、思わず私は目を見開きました。 リアリズムに徹したリーダシップのあり方を記した、イタリアの著作家マキャベリの『君主論』は、政治学の古典中の古典ですが、これは私が大学時代に勉強した政治学とMBAが重なった瞬間でした。 スティーブジョブズ風に言えば、”Connecting Darts”. でしょうか。 経営学が、もともとさまざまな学問領域からフレームワークや概念を借用して始まったからでしょうか、なんとも懐の深い分野です。 英語版は"The Prince"です。 日本での大学時代、アカデミズムにどっぷりつかっていた教授が、君主論を熱っぽく語っていたのを思い出した次第です。 下記はPublic Domain (著作権フリー)になった名作の音声を無料で提供しているサイトで、非常に面白い書物がそろっています。 http://www.booksshouldbefree.com/book/the-prince-by-niccolo-machiavelli http://www.booksshouldbefree.com/Top_100

Dissertation

MBAの前半が終わった途端、卒論のプロポーザル(案)を書くよう指示がありました。 ビジネス上の課題を、MBA関連の切り口で解決することが求められているのですが、まだ詳細は描けてませんが、なんとなくぼんやりと考えています。 もともとMBAに留学した理由が、教育関連のビジネスを興すため、経営知識と英語力の両方を鍛えるためでした。 それをストラテジーかマーケティングか、はたまたオペレーションの切り口を使って書こうか。 留学の集大成なので、単に就職に有利だとか、良い点数が取りやすいだとか、短期的な視点で決めず、自分が書いていて楽しめるテーマを選びたいところです。 日本で大学時代に勉強を全くしなかった後悔をずっと引きずっていたので、MBAで徹底的に勉強できることに大きな喜びを感じています。 (もちろん苦しさもありますが・・・)