授業のゴールにstory retellingを設定して気づいたこと

今年の1月から、生徒の到達目標を「story retellingが出来る」、と設定しました。
スピーキングテストでは、英語ネイティブと生徒がone on oneでretellingを行います。

当初は「出来ない」「絶対無理」というネガティブな声が多数聞かれました。
そこでretellingにつながる課題を一つ設定しました。
教科書本文の暗記を促すため、本文を虫食いにした「穴空き音読シート」を作成し、1分あたり120ワード程度のスピードで音読する課題です。単なる音読よりも負荷がかかり、story retellingのハードルを下げる働きを期待しました。結果として、retellingの質が少し上がった、とネイティブ教員が話していたので、嬉しかったです。

私が授業冒頭で行うoral introductionが、生徒自身が行うスピーキングテストのretellingモデルだと気づいた生徒達は、これまでよりも真剣にoral introductionを聞き始めました。
私自身、シャドーイングや英語のつぶやきを行う習慣が生まれ、スピーキング力がすこし向上している気がしています。

課題は、生徒とのinteractionが不足している点です。
oral introductionを毎回文章で書き、interactionの台本を作ることを、来年度はなんとか続けたいです。

来年度からの授業は、改めてstory retellingとdictogloss(ディクテーションをベースに、ペアやグループでの英文書き起こし活動)をゴールに据える予定です。
そして生徒に課すretellingの内容から、授業内容を逆算して作ってみたいと思います。
冒頭のoral introduction=story retelling という図式を作り、授業に一貫性を持たせるのです。

また、oral introductionの前には、information gapを利用したジグソー法で本文の大意をつかませる活動も入れる予定です。

授業改善を続けていきたいとおもいます。特に、今後どの学力レベルの学校に赴任しても、まず私自身が楽しく英語を教えられ、生徒の英語力も伸ばせるような授業スタイルを確立したい。そして、授業準備を通じ、自分自身の英語力も高め続けたい。これを次年度の目標に据えたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。