日本でCambridge exam CAEを受験しました

先日、日本でCambridge exam CAEを受験しました。

試験レベルはCEFR基準でいうとC1を想定されています。IELTSなら7.0、英検なら1級ぐらいのイメージでしょうか。

朝9:10から15:00までの、濃密な試験です。
試験構成は、以下の通りです。

Reading and use of English 90分
パッセージは8題、3000ー3500ワードを読む。
     (日々、英字新聞記事を時間を決めて速読することと、TimeやThe economist、入試問題を精読することを習慣化することで、対処可能だと思います)
Writing 
2題、220ー260ワードを書く。普通のエッセーに加え、プロポーザルや、レビューなどが出る。
Listening 30分
試験形式は、IELTSと英検1級に似ている。例えばインタビューを聞いて答えるのは、英検1級のリスニングと同じ。
音声は英国アクセントや、移民の英語で話されている。発話スピードは早い。

Speaking 10−15分
2名または3名で、写真を描写したり、議論する。
3つのうち、2つの写真を選び、比較して説明することが求められる。
単に描写だけでなく、2つの写真を比較し、自分意見をすばやく構成して話す。
    評価項目は、次の5つ。
※Grammar – have you used a range of grammar structures
※Lexical resource – have you used a range of vocabulary
※Discourse management – have you participated effectively in the conversations and discussions?
※Proununciation
※Interactive Communication – have you completed the tasks effectively?

試験を受けた感想です。
このレベルにくると、TOEIC-R, SW, IELTSや英検1級、TOEFLなどと、試験で問われる英語力がだいたい似てきます。
しかし各試験で特徴が違いますので、試験準備を通じて鍛えられる項目も変わってきます。

ではケンブリッジ英検を受けるベネフィットは、何でしょうか。
そもそも日本ではほぼ知名度がない、マイナーな試験ですが、全世界では数百万人が受験する、最も信頼に足る英語習熟度検定試験といわれています。私は、CEFRのレベル別に試験が設定され、下のレベルで求められる項目を積み上げていくことで、バランスのよい英語力を身につけらるのが、ケンブリッジ英検だと考えています。

Readingの試験は、やわらかい文化記事から評論文など、大量のパッセージが幅広く出題されるので、日々英語を速読する習慣を付けることが求められます。これは英語を読むモチベーションにもなるはずです。

テスト成績はどこで活用できるのでしょうか。
この試験は英語圏、特に欧州での就職や、大学・大学院進学の際、英語力証明として提出可能です。特に、IELTSと違って有効期限がないので、一旦合格すれば、生涯使えるのは大きな利点でしょう。

つぎに、ケンブリッジ英検で問われるもの、つまりどのような能力が高められるのでしょうか。実践的な英語の運用能力を伸ばす事が可能です。
例えばCAE試験は、スピーキングの評価項目で、文法の運用能力、発信語彙力、ディスコースマネジメント(議論を導いたり、論理的に主張する力で、サインポスティングなど)発音イントネーション、インタラクションがあげられています。
どれも日本人が弱い項目であると言えますので、この試験を通じて、実用的な英語運用能力が得られます。
ご興味のある方は、挑戦されてみてはいかがでしょうか。

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