『新・基本英文700選』のベネフィット〜ライティングについて

これまで『新・基本英文700選』を暗唱したことによる、スピーキングやリーディングのベネフィットを書きました。

今回はライティングへの効用を考えます。

試験への効果としては、ライティングの点数が伸びます。
例えば、英語の筆記試験、とくに英検への効用は顕著です。
私の経験上、700選の暗唱は、TOEFLやIELTSよりも、英検1級のライティングで高得点をとるために、より効果的といえます。

たとえば、IELTSは、高度な文法や構文をこねくり回したり、冗長な表現が嫌われ、簡潔で論理的な文章を書く事が求められます。私もこれまで「出来るだけ簡潔で論理的な文章」を書こうとしてきました。これでも、ライティングで6.5ー7.0は取れます。

しかし、英検1級のライティングで高い点数を取るには、高度な文法、構文を使用することが必要と言われています。良い意味で、知識をひけらかすことで、高い点数が与えられるのです。
700選を暗唱する前に受験した英検1級は、28点満点中、20点でした。
しかし、700選を暗唱し、覚えた構文や文法事項、コロケーションを使ってライティングすると、26点になりました。
私の中で、ライティング力が劇的に伸びた感覚はなく、単に、覚えた表現や文法を使って、冗長とさえ思える文章を書いた結果でした。良い悪いは別にして、700選の表現を使う事で、見た目の文章が、複雑で、小難しく見えるようになるのかもしれません。

ということで、英検1級のライティングで高い点数を取りたいと思っている方は、700選の暗唱は効果がある、と言えそうです。

TOEFLやIELTSにも効果はありますが、こちらは高い論理性や語彙レベルが重視され、冗長な英語表現で書いても点数は貰えないため、700選はあくまで文法や構文を覚えて、ライティングの足腰を鍛えるため、と割り切ったほうがよいかもしれません。

また試験への効用だけでなく、英語の基礎力強化の効果もあります。
多様な文法や構文を血肉化することで、少ない単語で深い意味を表現する、「凝縮文体」で英文を書く事が出来るようになります。

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