単語レベルでの発音上達のために

日大通信の英語音声学 スクーリングを受講しました。
今回は、3日間という短い時間でしたが、非常に濃密な体験でした。

これまで自己流の発音で英語を学習し、結局ジャパニーズイングリッシュのままでイギリスの大学院を卒業してしまったという「悔しさ」があったので、今回はなんとかして音声学の基礎を理解したいと思い、授業にのぞみました。

英語音声学の観点から、母音と子音の説明を受けたあとトレーニングし、実際に発音記号をみて正確な発音が出来ることが、今回のスクーリングのゴールでした。尚、音声変化やプロソディは次回のスクーリング範囲です。

初めて知ったのは、音声学って本当にサイエンスなのだ、ということです。
体系が出来上がっているので、日本人であってもトレーニングである程度まで改善するのです。
もちろんネイティブ並の発音になることはむずかしくとも、ノンネイティブとして十分通じるレベルになることは、トレーニング次第で十分可能だとわかりました。

発音を改善させるためには、まず自分の発音レベルを分析することが必要です。

1、そもそも英語の発音記号の区別を理解できているか(発音記号の知識理解)
母音:前舌母音4個、後舌母音5個、中舌母音4個、二重母音10個、短母音5個、
子音:閉鎖音6個、摩擦音11個、鼻音3個、流音2個、半母音2個

英語は日本語と距離がはなれている言語なので、結局は発音ルールを学ぶことが、上達への近道。

2、発音記号の違いを理解し、とりあえず正しい口の形、舌の位置で発音が出来るか。(発音記号の発声能力)

発音ルールを理解したあとは、地道なトレーニングを繰り返します。

3、単語のスペルを見て、とりあえず正しい発音が出来るか。(単語ごとの発音知識、単語スペルと音声の一致)

今回のスクーリングで、私は1も2も3も、基礎がぐらぐらであることが再認識できました。
つまり、英語の発音を上達させるには、まずは単語単位の発音を磨く必要があります。ステップを3段階とし、自分のレベルを自己診断して課題を明確にします。

1英語発音記号の理解
⇒2発音記号の発声能力
⇒3個々の単語をスペルだけでなく発音記号でも覚え、正しく発音できるようになる

面倒でも、単語を覚えるときは発音記号を確認し、実際に発音することが、本当に使える英語習得への近道です。
日本人は往々にして、単語のスペルは書けるが、発音はカタカナ読みで適当に覚える、という人が多いようです。
自戒を込めてですが、残念ながら、これでは片手落ち。海外では通じないのです。。。

さて、現在の教育指導要領では、日本の中学高校英語で、約3000語の英単語を習得することが目指されています。
この基礎単語を、カタカナ英語で覚えるか、発音記号ベースで習得するかは、非常に重要な問題ですね。
「使える英語」のためには、是非発音記号を習得し、すこしずつ発音記号ベースで英単語を覚えてほしいところです。

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