Crime and punishment 英国の刑務所事情

今週のThe Economistでは、英国の監獄が崩壊の危機に陥っていることが指摘されています。

http://www.economist.com/news/leaders/21610265-britains-prisons-are-shameful-state-solution-simple-takes-courage-stuffed

財政難による予算カットで、監獄の管理者が削減され、監獄は狭く汚い状態が続いている。
先月はNottinghamshireの監獄で、囚人が収監房に戻ることを拒否し、ボイコットまで起こったのです。

英国の100000人あたりの収監者数は149人と、アメリカの707人に比べると低いですが、それでもドイツの78人に比べると2倍以上と高止まりしている。

記事では、監獄に送った囚人の再犯率が高いままであることを踏まえ、早期の釈放などを行い、そもそも監獄の収監数を減らすべきだと主張しています。

しかし、凶悪犯罪者に対するタブロイド紙のセンセーショナルな批判記事を恐れ、政治家は消極的であると言っています。

Politician’s reluctance to send fewer people to jail stems partly from their fear of Britain’s virulent tabloid press, which likes nothing so much as a good murder committed by a recently released prisoner.

「政治家が牢獄により少ない人を送ることについて消極的であることは、英国の病的なタブロイド紙への恐れから来ている。
最近釈放された罪人によって犯された殺人をまさに気に入っている、そのタブロイド紙からの。」

virulence = describes a dangerous decease or poison which very quickly spreads or has an effect

nothing so much as = mostly まさに ※後ろの語を強める働き

不況の影響で刑務所関連の予算が削られたことが、その環境を悪化させていることは間違いないようです。
犯罪者は刑務所に送っておしまい、ではなく、費用対効果を踏まえて、社会全体としてどうスムーズな社会復帰を支えるかは英国でも大きな問題となっているようです。

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