「人間が開く、暗唱の効用」

こんにちは、Bath255です!

私は昔から暗唱という学習法に強い興味を抱いています。
英語ができなかった私が、イギリスのMBAを卒業できたのは、つまるところ英語学習に暗唱を取り入れた結果です。

どのように暗唱したら効果的な語学学習ができるのかは、今後このブログで記載していきたいと思います。

さて、暗唱の効用は、語学学習にとどまらない、ということをご存知でしょうか?

子供の人格形成において、非常に有効であるということは何となくイメージできる方も多いのではないでしょうか。

ここで一つの事例をご紹介します。

日経新聞で、細川護煕氏が「私の履歴書」に連載中、彼の父親と西田幾太郎とのエピソードを書いていました。

以下、引用です。

・・・父が漢文や和歌などの素読を子供たちに叩き込もうとしたのは、京都大学時代の恩師である哲学者、西田幾太郎先生の影響が大きかったようだ。

西田先生はある時父に「君は生死の関頭に立った時に何を思うか」と尋ねられた。

父は「まだそのような経験をしたことがないのでわかりませんが、先生は何を思われますか」

と逆に質問したところ、先生は

「子供のころに暗唱した古典だ。昔の人は4,5歳の時から『子のたまわく』と古典を暗唱したものだ。
その時に意味はわかりっこないが、しかい、それが生死の関頭に立った時にふっと頭に浮かぶのだ。そこで人間が開ける。子供には是非素読をさせろ。それが本当の教育というものだ」と言われたそうだ。(引用終)

子供が困難に直面したとき、ふと頭をよぎる言葉。
その言葉の種類によって、子供の人生が大きく開けていく。

古典は無味乾燥、低刺激な文章ですが、暗唱して体に仕込めれば、生涯にわたって人生を支えてくれる友ともなりえるのはないでしょうか。

私には、古典と英語の音読暗唱をコアにした寺子屋を作りたいという夢があります。これからもさまざまな情報を集めながら、設立に向けて歩みを進めたいと思います。

コメントを残す