"Troy and its remain" (Schliemann) シュリーマンの語学学習法

トロヤの遺跡を発見したことで有名なドイツ人、シュリーマンは、外国語にも堪能でした。
英語のほかに仏語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語などを巧みに操り、商売で活用して巨万の富を得、長年の夢だった遺跡発掘に乗り出したエピソードは広く知られています。

彼の語学学習メソッドは”Troy and its remain” (邦題:古代への情熱)に次のように書かれています。

“I applid myself with extraordinary diligence to te study of English.
Neccessity showed me a method which greatly facilitates the study of a language.

This method consists in reading a great deal aloud, without making a translation;


devoting one hour every day to writing essays upon subjects that interest one,


correcting these under as teacher’s supervision,


leaning them by heart,


and repeating in the next lesson what was corrected on the previous day.


May memory was bad, since from my childhood it had not been exercised upon any object; but I made use of every moment, and even stole time for study.

I never went on my errands,even in the rain, without having my bookin my hand and learning something by heart; and I never waited at the post-office without reading.
By such means I graduatelly strengthened my memory, and in half a year I had succeeded in acquiring a thorough knowledge of the English language.
I them applied the same method to the study of French, the difficulties of which I overcame likewise in another six months.

These persevering and excessive studies had in the course of one year strengthened my memory to such a degree that the study of Dutch, Spanish, Italian, and Portuguese appeared very easy, and it did not take me more than six weeks to write each of these languages and to speak them fluently.” (p5)

メソッドの肝である下線太字部分はこう書かれています。

①翻訳することなく、大量の文章を音読する
②毎日1時間、好きなテーマで作文を書く時間を作る
③教師にそれを添削してもらう
④それを記憶する
⑤前回に添削された文章を、次の授業で繰り返す

具体的な学習方法は記されていませんが、彼の学習法はインプットとアウトプットをバランスよく、そして激しく組み合わせている点で強烈です。

①翻訳することなく、大量の文章を音読する 
・・・インプット、大量の音読=>スピーキング+リスニング+リーディング強化

②毎日1時間、好きなテーマで作文を書く時間を作る 
・・・アウトプット、エッセー作成=>ライティング強化

③教師にそれを添削してもらい、それを記憶する 
・・・インプット、エッセーを記憶=>スピーキング+ライティング強化

④前回に添削された文章を、次の授業で繰り返す 
・・・アウトプット練習=>スピーキング+ライティング強化

留学して思うのは、このメソッドは極めて実践的だ、ということです。
実際に運用できる語彙を増やすには、これほど優れた方法はない。
問題は、強い意志が忍耐力ないと継続が難しいことでしょう。

彼のメソッドをそのまま真似しても挫折することは目に見えているため、もうすこし段階的なメソッドにしたらおもしろいのでは・・・と日々妄想しています。

たとえば、見逃せないのがシュリーマンは習った言葉を実際のビジネスですぐに使っていた点です。
彼のメソッドは相当意思が強くないと継続が不可能なくらい厳しいですが、彼は学んだことを実践ですぐに使うことで、迅速にフィードバックを得て、修正点を確認したり、モチベーションを維持しました。

このメソッドを現代風にアレンジするため、心理学や経営学の知識を利用してみたい。
誰もが段階的に語学力を伸ばせ、楽しく継続できる仕組み、フレームワークを作ってみたいと考えています。

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