英語を利用した、情報ソースの複線化で、普通の日本人と差がつく理由

MBAの一時帰国を前に、今日は妻と大量にDVDや本を買いだしに町へと繰り出しました。

HMVやWH Smithで洋画やTVのDVDが格安で売られているのをみると、あれもこれもと買っていきます。

価格は1枚3ポンド(500円)ぐらいからです。

書店のWaterstoneでも、面白そうな幼児書や小説、Iyengar Yogaの本などをビシバシと買いました。

帰り道、随分大量にかってしまったなと二人で反省しました。結局かなり高くついています。

でも、です。
よく考えてみると、これは昔に比べて英語に慣れてきて、読んでみようと思える本やDVDの範囲が広がったため、と俗にいうポジティブシンキングで捉えたいと思います。

これまで手を出せなかったレベルの本/DVDを買いたくなるということは、財布はキツイですが、英語で
アクセスできる世界が広がっていることを意味します。

留学前は長文を読むのがつらかったのですが、慣れるということは大変な効果があるようで、MBAの文献攻めを乗り越えてきた最近は、あまり苦痛も感じません。

今回の大量買いを、ポジティブなサインと捉えたい。コストは無視して、ここはあえて。

TOEIC240点からスタートした落ちこぼれの私と比べれば、奇跡的な上達ですね。

しかしまだまだギアを緩めず、240点時代に憧れた、「英語圏の情報に自在にアクセスし、日本にいても情報源を複線化する」習慣を身につけたいです。

そういえば、MBAのファイナンスや戦略の授業では、Financial TimesとThe Economistは、常に読むべき最低限の情報として挙げられていました。

これらは決して難しい内容ではなく、ファイナンス・経済や政治などの背景知識と、語彙力が蓄積されていくにつれ、誰にでも面白く読める代物です。
難しいと構える必要はなく、必要な記事をピックアップすればいいのではと思います。

たとえば、先週のFTには楽天三木谷さんのインタビュー記事がありました。

楽天の英語社内公用語化の狙いや、ソニー・パナソニックの海外戦略への痛烈な批判など際どいのがのっていて、非常に面白く読みました。

インタビューが行われたのは、三木谷さんの義理の兄弟が経営しているレストラン、インフォーマルな形です。

印象にのこったのは、FTの記者に遇する三木谷さんの態度です。

FTの記者(おそらく英国人)がビールを頼むと、彼も同じビールを頼む。
記者が上着を脱ぐと、彼も同じく脱ぐ。

記者は「彼は胸元も開けてカジュアルないでたちだが、FTの記者とのインタビューにすこしナーバスになっていたのだろうか。この対応をどう受け取ったらよいのか」と、若干の困惑ぶりをユーモラスに書いていました。

接待の席で相手と同じ行動をすることは、日本では当たり前のことであり、目上の相手への尊敬の意をしめしますが、英国人にはこの発想は理解できないのでしょう。

ちなみに相手にビールを継ぐ、乾杯の際に自分の杯を下にする、という感覚はアジア圏のみ。中国や韓国にはばっちり伝わりますが、インド人やイギリス人に何度か試みましたがその深淵な(!)意味は伝わりませんでした。

社内の英語化・ビジネスのグローバル化を急速に押しすすめる日本人CEOが、外国人にはきわめて日本的な態度で接した話、そしてそれが外人には理解できなかった下りを、海外のメディアからうかがい知れる。

これは一つの例ですが、情報源を複数持つことで、日本人たる自分たちを客観視する有効なツールにもなりうると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。